家具の転倒防止

日本は地震が多く、地震で怪我をした大半の人は家具の転倒落下が最も大きな原因だということが分かっています。東京消防庁の調べによると、近年発生した地震で怪我をした原因を調べると約30から50%の人が、家具類の転倒・落下・移動によるものとのことです。阪神・淡路大震災時に、住宅で怪我をした人の46%は家具の転倒、落下が原因で、ガラスの飛散によって怪我を負った人29%を加えると、実に75%の人たちが家具やガラスで怪我をしたことになります。

転倒した家具は本棚、食器棚、洋タンス、ピアノの順に多いと報告されています。

家具の転倒防止はどのようにしたら良いかについて、転倒・落下・移動防止対策の基本はねじによる固定としています。東京消防庁は実験をしており、その結果によると「L型金具で家具と壁を直接ネジで固定する方法が最も効果が高い」ことが判明と報告しております。その場合、家具を固定する対象は、壁下地の柱、間柱、胴縁だとしています。

家具の転倒防止方法はその他チェーン式、ベルト式、ワイヤー式、ポール式、ストッパー式があります。二つ以上の方法を組み合わせると単独で用いるよりも防止効果が高まります。例えば、ポール式とストッパー式を組み合わせます。天井との間にポールを突っ張って固定する方法です。このとき、天井の状態を見て、天井を補強する必要がある場合があります。

大きな揺れを感じたとき、人はとっさには動くことができません。まったく動けず固まってしまいます。また、寝室で睡眠中に大きなゆれに見舞われたりします。これに備えて、まずは家具の転倒防止のため家具をしっかり留めることが肝要です。

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